首都高小松川ＪＣＴ、１２月１日開通

報道陣に公開された小松川ＪＣＴ（小松川線から中央環状線に向かう連結路）【拡大】 　首都高速道路は１０月３１日、１２月１日の午後５時に開通を予定している中央環状線の小松川ジャンクション（ＪＣＴ）を報道関係者に公開した。　小松川ＪＣＴは中央環状線の埼玉方面と、小松川線の千葉方面を結ぶ連結路。完成すれば混雑時に交通量の多い都心環状線を通らずに、池袋線などにアクセスが可能となり、ドライバーのルート選択肢が増える。また小松川線やその周辺地域から中央環状線へのアクセス性が向上し、都心環状線の迂回路となる。同社の試算によれば、都心環状線の混雑時に同ＪＣＴを経由して中央環状線で迂回すると、埼玉方面（板橋ＪＣＴ）と千葉方面（小松川ＪＣＴ）間の所用時間が最大２０分短縮できるという。　この日は２０１３年１１月に着工し、約６年をかけ完成間近となったＪＣＴを公開。連結路や新設した入り口、料金所などを報道関係者が見学した。現場責任者の首都高速道路東京西局プロジェクト本部の高橋三雅本部長は「ドライバーの利便性向上や周辺道路の混雑緩和が期待できます」と話した。