首里城火災、実況見分へ 正殿で煙、開始遅れる

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首里城火災、実況見分へ 正殿で煙、開始遅れる
首里城の実況見分に向かう警察官ら。奥は守礼門=1日午前、那覇市【拡大】  那覇市の首里城で主要施設の正殿などが全焼した火災で、沖縄県警と消防の計100人超が1日、実況見分のため現場に展開した。火元とみられる正殿から依然煙が出ており、予定していた午前10時の開始がずれ込んだ。県警は正殿内の北側付近から出火したとみており、その周辺を中心に調べて原因の特定を急ぐ。 県警や市消防局によると、火災は31日午前2時半ごろ発生。消防隊員らが約20分後に到着した際には木造3階建て正殿北側で激しい炎が上がっていた。隣接する北殿や南殿に相次いで延焼したとみられ、主要7棟の計4000平方メートル以上を焼き、約11時間後に鎮火した。 現場周辺では10月27日から琉球王国の儀式を再現するイベント「首里城祭」が開かれており、31日午前1時半ごろまで関連業者が舞台や照明やぐらの設営作業をしていた。関係者によると、正殿のシャッターを閉めて撤収した。イベントの小道具の一部は正殿内に保管していた。 首里城はスプリンクラーの設置が法令で義務付けられておらず、少なくとも正殿と北殿、南殿にはなかった。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 首里城火災、実況見分へ 正殿で煙、開始遅れる