余貴美子、紫綬褒章を受章「ただただ驚くばかり」

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余貴美子、紫綬褒章を受章「ただただ驚くばかり」
紫綬褒章を受章した余貴美子【拡大】  政府は2019年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章者は754人(うち女性147人)と25団体。3日発令。学問や芸術などで功績を残した人に贈られる紫綬褒章には、人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を40年間にわたり連載した漫画家の秋本治さん(66)や女優、余貴美子(63)ら17人が選ばれた。 快活な母親から妖艶な女まで。女優、余貴美子は役の内面にある強さともろさを独自の色で表し、作品に命を吹き込んできた。受章の知らせに「縁のないものと思っておりましたので、ただただ驚くばかりです」とコメントを出した。 劇団「東京壱組」などでの活動を経て、1988年に神代辰巳監督の「噛む女」で本格的に映画デビュー。NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」などドラマにも活躍の場を広げた。 映画「おくりびと」と「ディア・ドクター」で日本アカデミー賞助演女優賞を2年連続で受賞するなど、バイプレーヤーとして欠かせない。周囲に感謝しながら「ただただ一生懸命お稽古を積み努力してまいります」とさらなる精進を誓った。
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