市川海老蔵、３役を熱演　自主公演の稽古を公開

　歌舞伎俳優、市川海老蔵（４１）が４日、東京・渋谷のＢｕｎｋａｍｕｒａシアターコクーンで第５回自主公演「ＡＢＫＡＩ２０１９～第１章ＦＩＮＡＬ～『ＳＡＮＥＭＯＲＩ』」（５～２５日）の稽古を公開した。　「源平布引滝（げんぺいぬのびきのたき）」から「実盛物語」を「ＳＡＮＥＭＯＲＩ」として新たな歌舞伎を創造。源義朝の霊、義朝の弟・先生義賢、斎藤別当実盛の３役を熱演した。　源義仲役のジャニーズＪｒ．Ｓｎｏｗ　Ｍａｎの宮舘涼太（２６）と手塚太郎光盛を演じた阿部亮平（２５）を「歌舞伎の所作事など非常に熱心にお稽古いただいき、これから約１カ月間共に舞台を作り上げるのがとても楽しみ」と期待を寄せた。　２人は歌舞伎初挑戦。宮舘が「海老蔵さんにはとても愛のあるご指導をいただいております。伝統文化の魅力の虜になっていただきたく精いっぱい務めていきたい」と言い、阿部も「海老蔵さんをはじめたくさんのすてきな歌舞伎俳優の皆さまに囲まれて舞台に立てること、誇りに思います」と意気込んだ。