日韓首脳、1年ぶり接触も変わらぬ温度差 「追い詰められた」文氏が呼びかけ

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日韓首脳、1年ぶり接触も変わらぬ温度差 「追い詰められた」文氏が呼びかけ
安倍首相(中央左)は通訳を交え、文大統領(同右)と言葉を交わした =4日、バンコク郊外(韓国大統領府提供・聯合=ロイター)【拡大】  安倍晋三首相は4日、韓国の文在寅大統領と訪問先のタイの首都バンコク郊外で約10分間接触し、いわゆる徴用工訴訟問題について、日韓請求権協定に基づく日本の原則的立場に変更はないと伝えた。両首脳のやりとりは事前に予定されたものではなく、文氏が持ちかけ、通訳だけを交え1対1で行われた。韓国側は今回の接触を「歓談」とし「友好的な雰囲気」と表現。時間を「11分」とするなど関係改善に必死の様相だ。 韓国大統領府によると、安倍首相と文氏の接触は、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)の首脳会議への出席に先立ち、午前8時35分(日本時間同10時35分)頃から、11分間、控室で行われた。 事前に予定はなく文氏の呼びかけで実現。「遅れてきた安倍首相を隣の席に招き、歓談した」とし、「非常に友好的で真摯(しんし)な雰囲気の中で歓談を続けた」と公表。日韓関係の重要性で一致し、懸案は対話を通じて解決すべきだとの原則を再確認したなどと“成果”を強調した。 韓国メディアも、聯合ニュース電子版が「『実質的な関係進展』に期待」と速報するなど、関係改善に前向きな報道が目立った。 一方、日本政府は両首脳の接触は約10分間で会談でも立ち話でもなく、安倍首相が各国首脳と握手を交わす中で文氏とも握手し、ソファで言葉を交わしたとした。両国間には温度差がみられた。 【続きを読む】
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 日韓首脳、1年ぶり接触も変わらぬ温度差 「追い詰められた」文氏が呼びかけ