首里城再建へ全国で広がる募金の輪、“世界遺産仲間”から続々

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
首里城再建へ全国で広がる募金の輪、“世界遺産仲間”から続々
首里城の再建へ向けて募金活動をする人たち =4日午後、那覇市【拡大】  衛藤晟一沖縄北方担当相は4日、正殿などが焼失した首里城(那覇市)を視察した。「火力の激しさに驚いた。必要な予算があれば必ず計上する」と早期再建への決意を語った。 一方、再建に向け寄付を集める動きが広がっている。熊本県は火災当日の10月31日、県庁などに募金箱を設置。2016年熊本地震で熊本城が被災しており、担当者は「心のよりどころである城を失う気持ちは変わらない」。県は城の復旧ノウハウを提供する意向。 那覇市の姉妹都市、宮崎県日南市は11月1日、市役所などに募金箱を設けた。世界文化遺産の富岡製糸場がある群馬県富岡市、高野山真言宗総本山・金剛峯寺がある和歌山県高野町も、寄付を呼びかけている。兵庫県姫路市の姫路城では、5日から城の入り口に募金箱を設置する。 沖縄県と那覇市は、ふるさと納税制度を活用するなどして寄付金を募集。那覇市がふるさと納税仲介サイト「ふるさとチョイス」上で資金を募ったクラウドファンディングへの申込額は4日午後、目標の2倍に当たる計2億円を超えた。 国土交通省によると、焼失した正殿などの建設費用は約30年前で約73億円。その後の物価上昇分などを踏まえた今回の復元事業費は、算定できていない。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 首里城再建へ全国で広がる募金の輪、“世界遺産仲間”から続々