仲代達矢、客席で涙「自分で出ていながら感動した。今までにないこと」
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仲代達矢、客席で涙「自分で出ていながら感動した。今までにないこと」
「帰郷」の舞台あいさつに登壇した(左から)田中美里、北村一輝、仲代、常盤=東京・六本木【拡大】 時代劇専門チャンネルが制作したオリジナル時代劇「帰郷」(杉田成道監督)が4日、東京・六本木で開催中の第32回東京国際映画祭で特別上映された。 10月にフランス・カンヌで行われた世界最大規模の国際映像コンテンツ見本市「mipcom(ミプコム)」で、アジア作品として初めてプレミア上映された同作だが、日本での上映は今回が初。凱旋(がいせん)上映となったこの日の舞台あいさつには、主演の俳優、仲代達矢(86)、女優、常盤貴子(47)らが登場した。 主演の仲代は東京国際映画祭の特別功労賞を受賞。記念のトロフィーを手に、「70年近く、長い間役者をやっていてよかった」と喜びをかみしめた。一般客とともに同作を観賞し「自分で出ていながら感動した。今までにないこと」と客席で涙したことも明かした。 撮影時は杉田監督から何カットも撮り直しを求められたといい、「まるで新人のようだった」と苦笑い。常盤も「あの仲代さんが何度も泥だらけになっていた。スタッフが『仲代さんがかわいそう』といっていた」と証言した。 同作は、来年1月17日から順次全国主要都市で上映予定。また、2月8日に時代劇専門チャンネルで放送予定だ。
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