希少カメ64匹行方不明に 沖縄の動物園、盗難か?

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希少カメ64匹行方不明に 沖縄の動物園、盗難か?
 沖縄県沖縄市の動物園「沖縄こどもの国」から、リュウキュウヤマガメなど国指定天然記念物の希少なカメ計64匹が行方不明になっていることが6日、分かった。展示施設を覆うネットの結束バンドが切断されており、同園は盗まれた可能性があるとみて沖縄署に被害届を提出した。 同園によると、10月28日午後2時ごろ、屋外の展示施設で飼育していたカメ87匹のうち、リュウキュウヤマガメ15匹とセマルハコガメ49匹がいないことに、エサやりに訪れた飼育員が気付いた。 リュウキュウヤマガメは沖縄固有種で本島や渡嘉敷島、久米島に、セマルハコガメは沖縄県の西表島と石垣島のほか台湾と中国に分布。いずれも絶滅が危惧され、ワシントン条約で取引が規制されている。 同園では昨年9月にもリュウキュウヤマガメ数匹の行方が分からなくなっており、盗難などを防ぐために展示施設全体を漁業用のナイロン製ネットで覆う対策を取っていた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 希少カメ64匹行方不明に 沖縄の動物園、盗難か?