皇后さま美しき涙再び 上皇后さまから譲り受けたティアラ姿

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皇后さま美しき涙再び 上皇后さまから譲り受けたティアラ姿
皇居を出発される天皇、皇后両陛下=10日午後、皇居・宮殿(撮影・古厩正樹)【拡大】  天皇、皇后両陛下は10日午後、天皇陛下のご即位に伴い、皇居・宮殿から赤坂御所までをパレードする国事行為「祝賀御列(おんれつ)の儀」に臨まれた。約4・6キロのコースの沿道には約11万9000人が詰めかけ、両陛下は祝福に応えられた。 天皇、皇后両陛下が乗車されたオープンカーが姿を見せると、コース沿道に集まった人たちは、手にした日の丸の小旗を一斉に振り、「おめでとうございます」と大きな歓声で迎えた。 黒のえんび服姿の陛下と、白のロングドレスに上皇后さまから譲り受けたティアラ姿の皇后さまは、穏やかな笑顔を沿道の人々に向けられた。皇后さまが手を振られるたびに、「とてもきれい」という感嘆の声やため息が漏れた。 東京都墨田区から駆けつけた主婦の坂口洋子さん(51)は「皇后さまの美しいお姿を楽しみに見に来た。白いドレスがとてもお似合いだと思う」と話した。 皇后さまは、ロングドレスの正装「ローブデコルテ」の上に、パールホワイトのジャケットを重ねられた。ジャケットは肩まわりから胸元、打ち合わせに至るまで美しいラッフル(えり元などの縁に縫い付けたひだ飾り)があしらわれ、1993(平成5)年のご成婚パレード時のドレスをほうふつさせた。 ファッションジャーナリストの宮田理江さんは「ラッフルはフリルよりも大きく華やかなのが特徴です。花びらを一枚ずつ丁寧に織り込み、皇室の末長い繁栄を祈っているようでした」と説明。「肩まわりのラッフルは大きくて立体感があり、下に行くにしたがって、花びらも小ぶりになって引き締まった印象を与え、本当に美しいシルエットでした」と話した。 「ティアラ、イヤリング、ネックレスの3点も豪華なだけでなく透明感もあるので、お顔まわりをさわやかに飾り立て、シルクの風合いの手袋で指先まで気品を備えておられました」と説明。その上で「ラッフルは華やかで上品なディテールとして、今年から来年にかけて世界的に大きなトレンドになると期待されています」。伝統を重んじながら最新の流行も取り入れたものだと解説した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 皇后さま美しき涙再び 上皇后さまから譲り受けたティアラ姿