人気ブロガーの刺殺認める 無職男、責任能力争点に

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人気ブロガーの刺殺認める 無職男、責任能力争点に
 福岡市中央区で昨年6月、ITセミナーの講師で、人気ブロガーとしても活躍していた岡本顕一郎さん=当時(41)=が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた無職松本英光被告(43)は11日、福岡地裁で開かれた裁判員裁判初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。弁護側は、刑事責任能力を争う姿勢を示した。 検察側は冒頭陳述で、インターネットのサイトに投稿する被告のアカウントが停止されたことが、岡本さんのせいと考え、恨みを募らせたと指摘。「ネット上の告知で被害者が福岡に来ると知り、殺害を計画した」と述べた。 また、被告が事件の1週間前に現場を下見していたほか、自宅で毛布を使って人を刺す練習をしていたと明らかにした。 弁護側は、被告が当時犯行を押しとどめる能力が衰えており、心神耗弱状態だったと主張した。福岡地検は精神鑑定の結果を踏まえ、責任能力を問えると判断して起訴している。 起訴状によると、昨年6月24日午後8時ごろ、中央区の旧小学校施設1階の男子トイレ付近で、岡本さんの首や胸、背中などを多数回突き刺して殺害したとしている。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 人気ブロガーの刺殺認める 無職男、責任能力争点に