大津、園児死傷事故公判 被害園児の家族ら、被告に「反省を感じられない」
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大津、園児死傷事故公判 被害園児の家族ら、被告に「反省を感じられない」
大津市の交差点で5月、車2台が衝突し保育園児ら16人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの罪に問われた右折車の無職新立文子被告(53)は12日、大津地裁(大西直樹裁判長)で開かれた公判の被告人質問で「自分勝手な運転だった」と述べ被害者らに謝罪した。 弁護側の「なぜ対向車を見ていなかったのか」との問いに「何を考えていたのか、考え事をしていたのかも覚えていない」と供述。被害者に対しては「苦しみや私に対する怒りがあると思う。本当に申し訳ない」と声を詰まらせた。 また、保釈期間中に出会い系サイトで知り合った男性を携帯電話などで脅迫したとするストーカー規制法違反罪などの罪状認否もあり、被告は「間違いない」と起訴内容を認めた。検察側が動機を尋ねると「パニック障害の薬を過剰摂取して気分が高ぶってしまった」と述べた。 傍聴した被害園児の家族らは公判後「都合の悪いことは覚えていないという態度に反省を感じられない」などと被告を批判するコメントを、弁護士を通じて出した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 大津、園児死傷事故公判 被害園児の家族ら、被告に「反省を感じられない」