山崎育三郎、トート役はセンター分けの髪型「視覚的に注目して」

ミュージカル「エリザベート」の製作発表に出席した左から山崎育三郎、愛希れいか、演出の小池修一郎氏、花總まり、井上芳雄、古川雄大【拡大】 　来年２０周年を迎える東宝版ミュージカル「エリザベート」の製作発表会見が１２日、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれ、ダブルキャストでエリザベートを演じる女優、花總まり（４６）と愛希れいか（２８）、トリプルキャストでトート役を演じる俳優、井上芳雄（４０）と山崎育三郎（３３）、古川雄大（３２）が出席した。　２０１５、１６、１９年にルキーニ役を務めた山崎は、今回トート役に初挑戦となり、「トート役を演じます」と開口一番。「氷のように冷たく、触ったらやけどするようなトートを演じたい」と力を込めた。　これまで東宝版「エリザベート」では９人がトート役を演じてきたが、山崎が初めてセンター分けの髪形で舞台に立つことも明らかになり、「視覚的にも注目してもらいたい」と笑いを誘った。　また、１９９６年の宝塚版初演でエリザベート役を務めた花總は「私の人生を変えるほど大切な節目の作品。２２歳で演じさせていただいた役をこうして演じさせていただくのは奇跡です」と感無量の様子。「私にとって、これが最後という気持ちで誠心誠意務めていきたい」と意気込んだ。　公演は来年４月９日から５月４日まで東京・帝国劇場。５月１１日から６月２日まで大阪・梅田芸術劇場、６月１０日から２８日まで名古屋・御園座、７月６日から８月３日まで福岡・博多座にて上演される。