池袋暴走88歳元院長を書類送検 起訴求める「厳重処分」意見付け

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池袋暴走88歳元院長を書類送検 起訴求める「厳重処分」意見付け
旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長【拡大】  東京・池袋で4月、乗用車が暴走し母子が死亡した事故で、警視庁は12日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで、運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)を書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。約7カ月に及ぶ捜査で車の機能に異常はなく、アクセルとブレーキの踏み間違えが事故原因と断定した。今後は東京地検が起訴に向けた詰めの捜査を続ける。 警視庁は飯塚元院長の認否を明らかにしていない。だが、捜査関係者によると、これまでの事情聴取に、当初は「ブレーキが利かなかった」と話し、その後、「パニック状態になりブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もある」などと説明している。 警視庁によると、車は事故現場から約200メートル前の左カーブで前方の車をよけようと車線変更を繰り返しながら加速し始め、時速90キロ台後半で横断歩道に突っ込み母子をはねた。同庁はドライブレコーダーの解析などからアクセルを踏み続けていたと断定。車に搭載されていた操作状況を自動記録する「イベントデータレコーダー」(EDR)も調べた。 事故の背景として、片脚の具合が悪い上に、手足の震えや筋肉のこわばりが起きる「パーキンソン症候群」に罹患していた疑いがあったことも判明。医師から「運転は許可できない」と伝えられていた。 【続きを読む】
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