IS母の子56人帰国させよ オランダで判決、当局上訴

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IS母の子56人帰国させよ オランダで判決、当局上訴
 過激派組織「イスラム国」(IS)に加わった後、シリアで拘束されたオランダ人女性23人が、現地で産んだ子ども56人と共に帰国させるようオランダ当局に求めた訴訟で、同国ハーグの裁判所は11日、子どもたちの帰国を「積極的に」支援するよう当局に命じる判決を下した。関係閣僚は12日、上訴の意向を示した。欧州メディアが伝えた。 判決は、母親に関しては「ISの重大な犯罪行為を知っていた」はずだとして、帰国支援の必要を認めなかったが、子どもは「親の行動の被害者」であり、シリア北東部のトルコ国境付近のキャンプで拘束されていることについて「彼らには責任はない」とした。子どもの大半は6歳以下。 オランダ当局は母親のうち15人がテロ関係者と認定されていることなどから「治安を脅かす」として帰国させるのを拒んでいた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) IS母の子56人帰国させよ オランダで判決、当局上訴