同僚女性の所持品体液で汚す　宮城・多賀城市職員を停職「ストレスがたまっていた」

　宮城県多賀城市は１３日、同僚女性のマグカップなどを体液で汚したとして、市教育委員会部局の男性主査（６０）を停職４カ月と１８日間の懲戒処分にした。主査は同日、依願退職した。　市教委によると、主査は昨年１０月～今年９月、複数の同僚女性のペットボトルやマグカップに体液を付着させた。「ストレスがたまっていた」と認めている。９月に被害者が所持品の位置が変わっていることなどを不審に思い上司に相談、内部調査で発覚した。主査は３月に定年退職し、再任用されていた。　麻生川敦教育長は「市民の信頼を損ね、深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。