はやぶさ2、いざ帰還 1年後、超ムズ・ラストミッション…月の距離から地球へおみやげ投下

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はやぶさ2、いざ帰還 1年後、超ムズ・ラストミッション…月の距離から地球へおみやげ投下
イオンエンジンで飛行するはやぶさ2の想像図(JAXA提供)【拡大】  宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機はやぶさ2が13日午前10時すぎ、地球に向け小惑星りゅうぐうを出発した。2回の着陸で入手した岩の破片入りカプセルを抱え、約8億キロ飛行する。帰還は2020年末。太陽系の成り立ちや生命の起源のヒントを秘めた岩石試料を地球に届けるのが残された任務だ。 はやぶさ2は地球付近に戻ると、カプセルを地上に投下する。本体が地球の重力に捕まって落下しないよう、放出作業は地球から離れた宇宙空間で行う予定で、距離は月の軌道に近い約40万キロになる可能性もある。落下目標はオーストラリア南部の砂漠。極めて精密な制御が求められる。 はやぶさ2は14年に地球を出発し、18年6月、りゅうぐうに到着。今年4月には金属弾を表面に撃ち込み、幅15メートルの人工クレーターをつくる世界初の実験に成功。この時の衝撃で地下から噴出した岩の破片を着陸して採取することにも成功したもようだ。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) はやぶさ2、いざ帰還 1年後、超ムズ・ラストミッション…月の距離から地球へおみやげ投下