北朝鮮、金剛山施設巡り韓国に撤去を最後通告

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北朝鮮、金剛山施設巡り韓国に撤去を最後通告
 北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、南北協力事業の一環として韓国側が北朝鮮東部の金剛山観光地区に建設した施設を巡り、韓国側が撤去に応じなければ北朝鮮が強制的に撤去するとの「最後通告」を今月11日に韓国側に送ったと伝えた。「返事はない」としている。 施設の撤去を巡り韓国側は対面協議を要請していたが、北朝鮮は拒否し、書面での協議を求めていた。朝鮮中央通信は、金剛山は「われわれの主権が行使されるわれわれの土地だ」と指摘。独力で観光開発を進める方針であることを強調した。 金剛山地区の観光事業は南北協力事業の一環で、1998年に開始。2008年に韓国人観光客が北朝鮮兵士に射殺される事件が起きて中断した。北朝鮮メディアは今年10月、韓国側建設のホテルなどが「みすぼらしい」として、金正恩朝鮮労働党委員長が韓国側と協議して全て撤去するよう指示したと報じていた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 北朝鮮、金剛山施設巡り韓国に撤去を最後通告