内田慈、「何か気になる」女優ナンバー1

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内田慈、「何か気になる」女優ナンバー1
内田慈【拡大】  映画やテレビドラマを見ている時、なにか気になる存在感を残す俳優がいる。ネットで調べて「自分だけが知っている」と自慢したいところなのだが、そんなことはみんなやっているので、そういう俳優はだいたい後からちゃんと有名になる。現在、そんなケースの最たるものがこの内田慈(うちだ・ちか)という女優だ。 内田は12月に月刊「根本宗子」への出演が控えており、今年は舞台に4本出演。ここ数年は映像作品への出演が多かったのだが、今年は原点回帰の年だった? 「舞台も毎年やっていて、特にどちらかに軸足を置いているということではないんです。ただ舞台は稽古も含めて関わる時間が長くなるので、他の仕事との兼ね合いで本数にばらつきがあって、去年は1本しか出られなかったんですが、今年は4本に出演することになりました」 「19歳で演劇を始めた」という内田は小劇場ではポツドールの三浦大輔、ハイバイの岩井秀人、五反田団の前田司郎、毛皮族の江本純子、イキウメの前川知大といった今を時めく劇作家・演出家の作品には欠かせない存在だった。厳しい現場でもまれる中で積んだキャリアは同世代の俳優の中でも飛び抜けている。最近は若手のクリエイターが初めて監督をする時や、初めて長編作を撮るようなときに「一緒に仕事をしたい」と言われることも多い。 「若い方からのオファーはうれしいです。知識へ貪欲だから話題が豊富で刺激的だし、時代性もあるのか冷静に分析ができる人が多くて、そのクレバーさから教わることがたくさんあります。演劇作品も映画作品も幅広く観ている人が多く、私へのオファーも、出演作品を観たことがきっかけでいただくことが多いです。新しい作品もうれしいですけど、過去の作品の話などをされると、これまたうれしかったりします。作品が時代を越えて届いてるーって」 【続きを読む】
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