分裂団体の再統一狙う!?弘道会が幹部人事刷新、神戸山口組襲撃犯所属の組幹部が“昇格”

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分裂団体の再統一狙う!?弘道会が幹部人事刷新、神戸山口組襲撃犯所属の組幹部が“昇格”
高山若頭は先月18日の出所後、幹部人事を刷新。組織の引き締めを図っているとみられる【拡大】  指定暴力団山口組(神戸市)の中核団体、弘道会(名古屋市)の幹部人事が刷新されたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。3団体に分裂した組の再統一を目指しているとされる、山口組ナンバー2の高山清司若頭(72)の出所から18日で1カ月。この間に対立組織との目立った抗争は起きていないが、組織の引き締めを図ろうとしているとみられ、警察当局は「予断は許さない状況だ」と動向を注視している。 高山若頭は先月18日、東京・府中刑務所を出所。山口組、警察関係者らを引き連れて同組の中核団体、弘道会のある名古屋市内に移動し、市民を驚かせた。その出所騒動から1カ月がたち、3団体に分裂した組の再統一を狙うナンバー2の動きが見えてきた。 捜査関係者によると、篠田建市(通称・司忍)組長(77)や高山若頭の出身母体でもある弘道会では11月、岐阜市の傘下組織の組長が若頭に就任するなど、幹部の多くが交代した。 この組は、山口組から分裂し抗争状態にある指定暴力団神戸山口組(神戸市)系組幹部を4月に襲撃し、殺人未遂などの罪で起訴された男が所属する。ある関係者は「抗争で功績のあった組が昇格した。『抗争に備えろ』というメッセージを感じる」と解説した。 【続きを読む】
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