原宿駅、20年東京五輪後解体 1924年完成…都内現存最古の木造駅舎

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原宿駅、20年東京五輪後解体 1924年完成…都内現存最古の木造駅舎
JR原宿駅の現駅舎。西洋風デザインは若者の街のシンボルだ=東京都渋谷区【拡大】  “ティーンズの街”のシンボルが生まれ変わる。JR東日本は19日、大正期の西洋風建築として知られる山手線原宿駅(東京都渋谷区)の現在の駅舎を、2020年東京五輪・パラリンピック終了後に解体し、建て替えると発表した。できる限り現在のデザインを再現する。現駅舎の南側と西側には、別に新駅舎を建設中で来年3月21日にオープンする。 JR東によると、現駅舎は1924年に完成。木造建築で、骨組みがむき出しになった「ハーフティンバー」と呼ばれる建築様式が使われた。 JR東は2016年、現駅舎が耐火性能の基準を満たしていないことや、東京五輪に向け設備改良を図るとして、原宿駅の改良工事に着手すると公表している。線路をまたぐ2階建ての新駅舎を建設する一方、歴史的価値がある現駅舎を保存するか、取り壊すか、地元の渋谷区などと協議してきた。 原宿駅は、1906年10月に開業。同時に貨物営業も始まった。駅は現在位置より代々木駅寄りにあった。09年10月に線路名称制定により、山手線の所属となった。 現駅舎は2代目で、都内に現存する木造駅舎では最古。建物は二階建てで英国調のデザイン。尖塔付きの屋根に白い壁、二重斜格子文の窓格子という西洋風が利用客に人気。JR東によると、新駅舎は新たにできる商業ビルの一部になるが、できる限りデザインを再現する。 【続きを読む】
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 原宿駅、20年東京五輪後解体 1924年完成…都内現存最古の木造駅舎