大平まゆみさんが難病で札幌交響楽団退団 コンサートマスター、ALSか

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大平まゆみさんが難病で札幌交響楽団退団 コンサートマスター、ALSか
 札幌交響楽団(札響)のコンサートマスターで仙台市出身のバイオリニストの大平まゆみさん(62)が20日、難病筋萎縮性側索硬化症(ALS)の可能性が極めて高いと診断告知され11月末で退団すると発表した。今後は治療をしながら演奏活動を続けるとしている。 大平さんは同日「病気に遭遇して、人生の意義を考えさせられている。私にできる小さなことを一つ一つ確実に形にしていきたいと、病名を公表した。音楽には大きな力があると信じている」とのコメントを発表した。事務所によると筋力の低下でろれつが回らないものの、演奏はできるという。 大平さんはフィラデルフィア弦楽四重奏団のメンバーとして世界各地で公演。海外オーケストラの首席奏者などを経て、1998年4月から札響コンサートマスターに就任。札幌市に移住し、20年以上にわたり札響の顔として楽団のレベルアップに貢献してきた。 札響の鳥居和比徒専務理事は「病気と聞き頭が真っ白になった。彼女を失うのは無念だが今後の活動を応援している」と話した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 大平まゆみさんが難病で札幌交響楽団退団 コンサートマスター、ALSか