松下奈緒、「ガイアの夜明け」の女性初案内人に　来年１・７から

凛とした雰囲気で女性にも大人気の松下。社会問題に深く斬り込み、新境地を開拓する【拡大】 　女優、松下奈緒（３４）が来年１月７日からテレビ東京系経済ドキュメンタリー「ガイアの夜明け」（火曜後１０・０）の案内人（ナビゲーター）を務めることが２０日、分かった。　奮闘する企業人などを特集する同番組は２００２年４月にスタート。１７年半の歴史で、役所広司（６３）が初代案内人を務め、現在は２代目の江口洋介（５１）が担当。女性案内人は番組史上初で、松下は３代目を“襲名”する。　今年はＮＨＫ連続テレビ小説「まんぷく」で、安藤サクラ（３３）演じるヒロインの姉・克子役を好演して話題に。一方、ピアニストや作曲家としても才能を発揮し、１４年にはクラシック音楽の本場であるチェコ、ハンガリーなど東欧４カ国（Ｖ４）の交流親善大使に委嘱されるなど国際舞台でも活躍してきた。　現在は「少子化」「超高齢化」が進む一方、「働き方改革」など価値観も多様化。同番組の野田雄輔プロデューサーは「今の日本には既成観念を打ち破る新たな発想や行動力が必要」と力説し、「松下さんの行動力と感受性で視聴者に『新鮮な風』を吹き込んでくれることを期待しています」と力を込めた。　松下は役所や江口同様、現場取材などにも挑戦。今回の抜てきに「大変光栄に思ったと同時に、身震いもしました」と責任を実感。興味のあるテーマに「音楽、動物、精密機械、医療」などを挙げ、「私たちの生活や心を豊かにしてくれるものをたくさん知りたいと思います」と瞳を輝かせた。