小倉智昭「疑わしきは罰せずとなればＮＨＫは一番困る」沢尻容疑者の尿検査“シロ”に言及

小倉智昭【拡大】 　フリーアナウンサー、小倉智昭（７２）が２１日、ＭＣを務めるフジテレビ系情報番組「とくダネ！」（月～金曜前８・０）に生出演。合成麻薬ＭＤＭＡの所持容疑で逮捕された女優、沢尻エリカ容疑者（３３）の尿から違法薬物の成分が検出されなかったことに言及した。　事件に関する動きなどをまとめたＶＴＲののち、小倉は「新たな展開になって、検察はどうするんですかねっていう局面になってきましたね」と話し、弁護士の若狭勝氏（６２）らが今後の捜査の行方について解説。若狭氏は沢尻容疑者が起訴される可能性について「８割から９割」との見方を示した。　これを受け小倉は「もしも彼女が確かに以前は（薬物を）やっておりましたと。ただ『大河ドラマの準主役という重い役をいただいて、ご迷惑をおかけしたくなかったので、それ以来やめております』ということになったらどうしましょ」と問題を提起。スペシャルキャスターを務める古市憲寿氏（３４）も「起訴猶予とか無罪ってなった場合、一回大河（の出演を）もしも取りやめますってなった場合『なんでＮＨＫは無罪の人の代役を立てたんですか』っていうことにもなりかねないわけですから、ＮＨＫの反応はさらに難しくなってきますよね」と応じた。　捜査当局の心情について問われた若狭氏が「当局は粛々と（捜査を）やると思うが、一番捜査の行方を気にしているのはＮＨＫ」と話すと、小倉は「疑わしきは罰せずってことになったら、（ＮＨＫは）一番困りますよね」と発言。これに対し古市氏は「でも、疑わしきは罰せずっていうのが、基本的に僕たちの社会のルールですからね」とフォローしていた。