【朝ドラのころ】須藤理彩(3)気のゆるみ…撮影中バイクでセット破壊
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【朝ドラのころ】須藤理彩(3)気のゆるみ…撮影中バイクでセット破壊
22歳の誕生日を朝ドラスタッフに祝ってもらった須藤。迷惑をかけたと本人は恐縮も、みんなに愛されていた=1998年撮影【拡大】 足の速かった私ですが、逃げ足は速くなかった。ヒロインになって一変したのは、周囲の目です。ほとんど新人に近い女優ですからマネジャーもついていないし、当時は横浜からNHKのある渋谷に電車通勤。マスクとか変装もしてませんでした。 「天うらら」はすごい反響で、街を歩いていて誰かが気がつくと、ワーッと一斉に振り向かれる。ヒロインの演じる大工が女の子のなりたい職業のトップにもなったりしましたから、朝ドラの影響ってすごいですね。 そんなある日、渋谷駅の構内だったと思います。40代くらいの見知らぬおばちゃんから、「あなた、うららちゃんでしょ!」といきなり腕をつかまれて…。身動きできずに「あ、ハイ」と言うのが精いっぱいで、パニックになったことがあります。 それからは、なんだか周りが気になって…。役に集中したいのにできない。仕方なく、撮影場所の近い都内に引っ越すきっかけになりました。当時は今と違い、月曜から土曜までリハーサルを含め、撮影が早朝から夜中に及ぶこともしょっちゅう。ほぼ新人とあって楽屋がないので、待ち時間に鏡の前で横になって仮眠を取ったりしました。 そのため、精神的にも肉体的にも疲れがたまっていたのでしょうが、深夜に及んだ撮影であるとき、とんでもないことをしでかしてしまったんです。気のゆるみというか、緊張感を欠いていたんでしょうね。それは、うららが自分の家に帰ったときのシーンでした。 【続きを読む】
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