香港区議選、民主派が圧勝 8割超獲得、親中派惨敗
この記事をお気に入りに登録しませんか!
香港区議選、民主派が圧勝 8割超獲得、親中派惨敗
香港区議会選で当選を決め、記者会見する「民間人権陣線」の岑子傑代表=25日、香港(共同)【拡大】 香港区議会(地方議会、18区で直接投票枠452議席)選挙は25日、開票が続けられ、香港メディアによると民主派が8割超の議席を獲得して圧勝した。親中派は惨敗し、抗議デモに強硬姿勢で臨む香港政府と中国の習近平指導部に、民意が明確に「ノー」を突きつけた。 民主派が勢いづき、抗議活動を継続することは確実。香港政府が譲歩姿勢を見せなければ、デモがさらに過激化する懸念もあり、今後の対応が焦点となる。民主派が過半数を獲得したのは1997年の中国への香港返還後初。 香港メディアによると、中間集計で民主派が384議席獲得したのに対し親中派は53議席。選挙前の議席数は親中派が293、民主派が120で逆転した。 6月に抗議活動が本格化して以降、初の香港全域での選挙。投票率は前回を20ポイント以上上回り、返還後最高の71・2%となった。投票者数も前回の約147万人から倍増の約294万人となった。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 香港区議選、民主派が圧勝 8割超獲得、親中派惨敗