ＶＷ、小型の新ＳＵＶ発表　「Ｔクロス」受注を開始

フォルクスワーゲンの新しい小型ＳＵＶ「Ｔ－Ｃｒｏｓｓ」と日本法人のティル・シェア社長＝２７日、東京都港区（今村義丈撮影）【拡大】 　フォルクスワーゲン（ＶＷ）グループジャパン（愛知県豊橋市）は２７日、新たに日本市場に導入する小型スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「Ｔ－Ｃｒｏｓｓ（Ｔクロス）」の発表会を東京都内で開いた。同日から受注を開始し、納車は来年１月以降の予定。　Ｔクロスは前輪駆動で排気量１リットルのガソリンターボエンジンを採用。同社のＳＵＶの中では最も小型となる。来年にはよりスポーティーなＳＵＶの新モデルも導入する予定で、人気の高いＳＵＶの選択肢を増やし販売拡大を狙う。　駐車支援や歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキなどを標準装備した特別仕様車の希望小売価格は２９９万９０００円から。最大５人乗りで、荷室はシートを倒せば最大１２８１リットルの広い空間を得ることができる。