パナソニック、半導体から撤退 台湾企業に事業会社売却

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パナソニック、半導体から撤退 台湾企業に事業会社売却
 パナソニックが半導体事業から撤退することが28日、分かった。台湾の半導体メーカー、新唐科技(ヌヴォトン・テクノロジー)に事業会社の株式を売却する。今月撤退を決めた液晶パネルの生産に続き、赤字が続いていた半導体事業を手放す。成長分野に経営資源を集中投資し、抜本的な構造改革を進める。 国内の半導体メーカーに関しては、キオクシア(旧東芝メモリ)とルネサスエレクトロニクス、ソニーセミコンダクタソリューションズの3社は世界的に見ても規模が大きく、パナソニックなど下位メーカーを大きく引き離している。キオクシアの記憶媒体フラッシュメモリーをはじめ上位3社は競争力のある製品を持つが、パナソニックなどは成長戦略を描けておらず、苦境が鮮明になった。 パナソニックは半導体事業の中核となるパナソニックセミコンダクターソリューションズ(京都府長岡京市)を売却するほか、イスラエルの半導体メーカー、タワージャズとの合弁会社パナソニック・タワージャズセミコンダクター(富山県魚津市)なども手放す。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) パナソニック、半導体から撤退 台湾企業に事業会社売却