新幹線3人殺傷の23歳男「殺すつもりでやりました」 初公判で起訴内容認める

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新幹線3人殺傷の23歳男「殺すつもりでやりました」 初公判で起訴内容認める
 東海道新幹線で昨年6月、乗客の男女3人が殺傷された事件で、殺人や殺人未遂の罪に問われた無職小島一朗被告(23)は28日、横浜地裁小田原支部(佐脇有紀裁判長)の裁判員裁判の初公判で「間違いありません。殺すつもりでやりました」と述べ、起訴内容を認めた。 冒頭陳述で検察側は「刑務所に入るために新幹線で無差別殺人をしようと計画した」と強調。新横浜駅と名古屋駅の間で事件を起こすと決め、新横浜駅を出発直後に決行したと指摘した。 冒頭陳述によると、被告は両親との関係が良好と言えず、就職先もストレスを理由に退職し、祖母と同居を開始。2017年12月に愛知県岡崎市の祖母宅を出た後、長野県内の公園などで寝泊まりするようになった。 検察側は、いつしか「社会で1人で生きていくのは難しく、刑務所に入りたい」と思うようになり、祖母からの帰宅を促す電話を誤解して犯行を決意したと述べた。 弁護側は「事実関係に争いはない」とした上で、動機については被告人質問で明らかにしたいとした。
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