海老蔵＆勸玄君、「スター・ウォーズ歌舞伎」で一夜限りの夢コラボ！

カイロ・レンにあたる役どころを演じた海老蔵。映像も駆使した迫力のシーンでスター・ウォーズファンをうならせた＝東京・目黒区　（撮影・斎藤浩一）【拡大】 　歌舞伎俳優、市川海老蔵（４１）と長男の堀越勸玄君（６）が２８日、東京・めぐろパーシモンホールで行われた「スター・ウォーズ歌舞伎～煉之介光刃三本（れんのすけこうじんさんぼん）～」に出演した。　１２月２０日にシリーズ最新作「スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け」が公開されるのを記念した一夜限りのコラボで、映画シリーズのカイロ・レンの物語を再構築した約４０分間の歌舞伎。海老蔵が口上を述べ、舞台の前後には映画テーマ曲が流れ、さらに歌舞伎では異例の映像を駆使した物語が展開。人気キャラクター、Ｃ－３ＰＯも舞台に上がった。　海老蔵がカイロにあたる主人公・魁煉之介（かいれんのすけ）、ルーク・スカイウォーカーをモデルにした皇海大陸琉空（すかいおおおかるくう）の２役を演じ、２人が激突するクライマックスでは早替わりによる立ち回りを熱演。魁煉の幼少期を演じた勸玄君は、幼き日の魁煉の悲しみを長ぜりふで表現した。　第１弾の公開年と同じ１９７７年生まれの海老蔵は父の故市川團十郎さんがシリーズのファンだったと明かし、「映画に連れて行ってもらった思い出がありますね」。同映画との共通点について「歌舞伎の十八番は勧善懲悪（の物語）というのがあり、似ていると思います」と力説した。