李九段、引退理由は囲碁AI「勝てぬ存在」

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
李九段、引退理由は囲碁AI「勝てぬ存在」
 2016年に人工知能(AI)を用いた囲碁ソフト「アルファ碁」との対局が話題となり、今月19日にプロ棋士を引退した李世ドル九段(36)は29日までに、聯合ニュースとのインタビューで「(囲碁の)第一人者になっても結局は勝てない存在がいる」と述べ、AIの台頭が引退理由だったことを明らかにした。 李九段はアルファ碁との対局で1勝4敗を記録。AIに一矢報いたことで「アルファ碁に勝利した人類で唯一のプロ棋士」(韓国メディア)と注目を集めた。 アルファ碁に勝った対局では、李九段の78手目がアルファ碁のミスを誘って投了につながったとされ、「神の一手」とも呼ばれている。ただ李九段は、アルファ碁がミスを繰り返すようになったのはAIの設計上の誤りである「バグ」のためだったとの見方を示した。 引退後の活動に関し、政界進出なども取り沙汰されているが「その地位にふさわしい人間ではない」と否定した。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 李九段、引退理由は囲碁AI「勝てぬ存在」