山梨の冬登山、届け義務化 富士山、八ケ岳など

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山梨の冬登山、届け義務化 富士山、八ケ岳など
 山梨県は県内で冬に登山する場合に届け出を義務付ける条例を12月1日から施行する。毎年、12月1日~翌年3月31日に、標高の高い富士山や八ケ岳、南アルプス山系に登る人を対象とする。ただ富士山の場合は3000メートル以上の高さまで行く人に限定。冬の富士登山などを巡っては滑落事故が課題となっており、安全確保を強く意識させるのが目的。罰則はない。 条例は、対象となる山に登る際に名前や住所、行程、緊急時の連絡先などについて知事に届け出ることを義務化。県に対しても啓発活動や登山道の安全確保を求めた。 山梨県観光資源課は罰則を設けなかった理由を「そもそも入山自体は自由。同じ未提出の人でも無事に下山した人だけ罰を受けないのは公平ではない」としている。 山梨、静岡両県などで構成する協議会は既に準備不足の富士登山を禁止するガイドラインを作成。県内に富士山への登山口がある静岡県は、届けの義務化に関し「検討段階」と説明している。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 山梨の冬登山、届け義務化 富士山、八ケ岳など