中曽根弘文氏、父・康弘氏は「政治家として生涯全う」

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中曽根弘文氏、父・康弘氏は「政治家として生涯全う」
若手研究者らの活躍をたたえる賞の授賞式であいさつする中曽根康弘元首相=2018年7月、東京都内のホテル【拡大】  中曽根康弘元首相の長男で自民党参院議員の弘文元外相は29日、康弘氏の死去について「息を引き取る直前まで国家の行く末を考え続け、政治家として生涯を全うしました」とするコメントを発表した。 生前を「議員引退後も、世界の中で日本はいかにあるべきかを常に考え、発信した。まさに『暮れてなほ 命の限り 蝉しぐれ』という自作の句そのものの人生だった」と振り返った。「人との縁を大切にし、多くの人に支えていただいた」と家族として謝意も示した。 弘文氏の長男で、自民党の康隆衆院議員は、祖父の思い出を記者団に語った。忘れられない祖父の言葉として、2017年の初当選時に「政治家というのは先見性を持たないといけない。そのためには過去を知らないといけないから歴史を勉強しろ」と声を掛けられたことを挙げた。 康弘氏は「国家が(自分の)体に宿っている」と繰り返し語り、最後まで日本の未来を考えていたという。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 中曽根弘文氏、父・康弘氏は「政治家として生涯全う」