ミラン・クンデラ氏、チェコ国籍を回復 小説「存在の耐えられない軽さ」など
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ミラン・クンデラ氏、チェコ国籍を回復 小説「存在の耐えられない軽さ」など
ミラン・クンデラ氏(右)=2009年6月、パリ(AP)【拡大】 世界的なベストセラー小説「存在の耐えられない軽さ」などで知られる東欧チェコ出身の亡命作家、ミラン・クンデラ氏(90)が共産政権下で剥奪された国籍が3日までに、約40年ぶりに回復された。チェコ外務省が明らかにした。 チェコ通信などによると、チェコの駐フランス大使がクンデラ氏のパリの家に書面を届けたという。チェコ外務省側は、クンデラ氏の著作が同国の名声を高めたとして謝意を示し、クンデラ氏は夫人と共に喜んでいたという。 クンデラ氏は旧チェコスロバキアの民主化運動「プラハの春」を支持したが、運動は頓挫し1975年に出国。79年に国籍を剥奪された後もフランスの市民権を得て執筆を継続。母国では89年の共産政権崩壊まで作品は発禁となっていた。(共同)
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