東宝が２０２０年作品発表、『ＳＴＡＮＤ　ＢＹ　ＭＥドラえもん２』映画化決定

　東宝は１２日、東京・日比谷の同社本社で、２０２０年作品ラインアップを発表した。　「シン・エヴァンゲリオン劇場版」（６月公開）のほか、来年で漫画連載開始５０周年を迎える国民的キャラクター「ドラえもん」の「ドラえもん」「映画ドラえもん　のび太の新恐竜」（来年３月６日公開）に加え、３ＤＣＧアニメーションで描かれる『ＳＴＡＮＤ　ＢＹ　ＭＥドラえもん２』を来夏８月７日に公開することを発表した。　同作は、２０１４年に「ドラえもん」史上初の３ＤＣＧアニメとして公開された、ドラえもんとのび太の出会いと別れをなどを描いた友情映画の第２弾で、１４年の第１弾は興行収入８３億８０００万円を記録した。　『ＳＴＡＮＤ　ＢＹ　ＭＥドラえもん２』は、のび太としずかちゃんの結婚をめぐる物語を描いた前作に続くストーリーで、名作として知られる原作４巻「おばあちゃんのおもいで」をベースにオリジナル要素を加えた内容となっている。　本作を手がけるのは、前作に続いて山崎貴監督（５５）と八木竜一監督（５４）。八木監督は「前作よりもさらに３Ｄを生かした映画にする。おなじみの道具でも（前作では）登場してないものもある。そのようなものも登場させ、『３Ｄになったらこうなるんだ』と体感してもらいたい」と話し、脚本も担当する山崎監督は「名作をベースにしている。かなり（心に）グッとくる作品になると思う。楽しみにしていただければ」と自信をのぞかせた。　そのほか２０年は「名探偵コナン　緋色の弾丸」（４月１７日公開）、司馬遼太郎原作のベストセラー作品で、新撰組を描いたＶ６の岡田准一（３９）主演の「燃えよ剣」（５月２２日公開）、「劇場版ポケットモンスター２０２０」（７月１０日）など、注目の映画がラインアップされている。