フジ遠藤社長が語る 不調の原因は「保守性、おごり、生意気」

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
フジ遠藤社長が語る 不調の原因は「保守性、おごり、生意気」
ニッポン放送「DAYS」に出演した安東弘樹、フジテレビの遠藤龍之介社長、ニッポン放送の東島衣里アナウンサー=東京・有楽町【拡大】  フジテレビの遠藤龍之介社長(63)が12日、ニッポン放送「DAYS」(月~木曜後1・0)に生出演した。 同局の番組に出演するのは初めてで、木曜パーソナリティーを務める元TBSのフリーアナウンサー、安東弘樹(52)を相手にトークを展開。世の中の不条理に憤るコーナー「コレっておかしくないですか?」では「“今のフジテレビ”のコレっておかしくないですか?」と思うこととして、「フジテレビは好調だったのに今は不調になった原因は保守性、おごり、生意気になったこと。これがおかしい。直そうよ、とこの半年、言っています」と話した。 リスナーからは「コンプライアンスを守りながら面白い番組を作るには?」「新しい取り組みは?」「今世の中に求められている番組は?」など質問が殺到し、遠藤社長は「株主総会みたい」と困惑しながらも真摯に回答。人事異動で業務に苦戦しているというリスナーから寄せられた「その都度その場に適応するために必要なことは?」という質問には、「相手(上司)の気持ちをできるだけ読む。相手がどんなタイプなのか見極め、それによって、自分を演じ分けるみたいなことを少しやれると楽になれるんじゃないかと思います」とアドバイス。「嫌な人ほど近づいた方が良い」とも語った。 また、テレビの未来について、「テレビの世界はいろいろやり尽くしていて、新しいことはないとよく言われますが、そんなことはないと思います」と断言。「YouTubeの動画を見ると、まだまだ面白い企画の切り口はある」と可能性を強調した。 6月の社長就任から半年を振り返り、「自分が面白いと感じるものの近くにいてほしい。そして、面白いと思うことは人によって違うので、それを普遍化するための努力をしてほしいと社員に伝えた」といい、「今までテレビやラジオの時代だったのが、動画というものすごいメディアが出てきて、それによっていろいろなものが突き動かされている。非常に動いている時代だと思う」と熱っぽく語った。 遠藤社長の父は作家の故遠藤周作氏。父命名の「龍之介」の由来や、思い出の仕事、好きなラジオ番組の話題で盛り上がった。 遠藤社長の出番終了後には、フジの三田友梨佳アナ(32)が生出演。フジテレビの良いところ、TBSの印象、アナウンサーの仕事をするうえで“コレっておかしくないですか?”と感じることなど、アナウンサー談義に花を咲かせた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) フジ遠藤社長が語る 不調の原因は「保守性、おごり、生意気」