「いだてん」、大河初の視聴率1桁…関東地区全話平均8・2%

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「いだてん」、大河初の視聴率1桁…関東地区全話平均8・2%
 15日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の全47回の期間平均視聴率が関東地区で8・2%、関西地区で7・1%だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。 関東で過去最低だった2015年「花燃ゆ」と12年の「平清盛」の12%を大きく下回り、大河ドラマで初めての1桁台を記録。最終回の平均視聴率は関東で8・3%、関西で7%だった。 「いだてん」は歌舞伎俳優、中村勘九郎(38)と俳優、阿部サダヲ(49)が主演。日本が1912年にストックホルム(スウェーデン)五輪に初参加する経緯から、64年東京五輪までを描いたが、時代を行き来するなど複雑な構成が指摘されていた。 また俳優、ピエール瀧(52)が3月に麻薬取締法違反容疑で逮捕され、お笑いコンビ、チュートリアルの徳井義実(44)は10月に東京国税局から約1億1800万円の申告漏れと約2000万円の所得隠しを指摘され活動自粛するなど、出演者を巡るトラブルにも見舞われ、イメージが低下したことも要因として挙げられる。 10月13日には、ラグビーW杯「日本-スコットランド」が日本テレビ系で同時間帯に放送された影響もあり、大河ドラマで記録が残る89年以降で最低の3・7%を記録。一方で視聴者からは「東京五輪の開催の背景、政治的な問題なども面白く描かれていた」と好意的な声も上がった。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「いだてん」、大河初の視聴率1桁…関東地区全話平均8・2%