「控訴しません」と万歳三唱 望み通りの無期判決に被告、新幹線殺傷事件

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
「控訴しません」と万歳三唱 望み通りの無期判決に被告、新幹線殺傷事件
小島一朗被告【拡大】  「控訴はいたしません。万歳三唱します」。新幹線殺傷事件で横浜地裁小田原支部が言い渡したのは望み通りの無期懲役。小島一朗被告(23)は判決言い渡し後、証言台の前で立ち上がり、両手を3回、高々と上げた。 公判中と同じように眼鏡をかけ、灰色のスエット姿で法廷に現れた小島被告。傍聴席や裁判員席に何度も目をやり、法廷を見渡すかのように首や目をきょろきょろと動かし続けた。 判決の言い渡しが始まると一転、佐脇有紀裁判長をじっと見つめた。判決理由朗読の間は、時折、眼鏡や頬に手をやったり、うなずくようなしぐさを数回したりしたものの、ほとんど微動だにしなかった。 佐脇裁判長が控訴についての説明を終え、自席に戻るよう促すと、突然万歳を始めた小島被告。「被告人は元の席に戻りなさい」。強い口調で制止したもののやめない被告を見て、裁判長はすぐさま閉廷を宣言。判決公判は約10分で終わった。 傍聴した東京都町田市の男性歯科医師(75)は「被告の思うがままの判決だ。万歳三唱を見て、はらわたが煮えくりかえると同時にむなしさも覚えた」と話した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「控訴しません」と万歳三唱 望み通りの無期判決に被告、新幹線殺傷事件