RGと「W森岡」結成!吉本舞台に記者がでちゃうぞ/芸能記者ショナイ業務話

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RGと「W森岡」結成!吉本舞台に記者がでちゃうぞ/芸能記者ショナイ業務話
サンケイスポーツ・森岡真一郎記者(左)とレイザーラモンRG【拡大】  東京生まれの記者にとって、京都は中学の修学旅行以来、憧れの街だ。歴史ある神社仏閣や四季折々の景色、京言葉…。「東男に京女」などという古くからの言葉に魅せられ、モテない自分もひょっとしたら…とあさましい考えで京都の大学を受けて落ちたこともある。 それが今回、62歳にして、ひょんなことから吉本興業の祇園花月でお笑いのステージに立つことになった。小学校のとき学芸会の演劇の端役で舞台に立ったことはあるが、大人になってからは初めて。人生とは何が起きるか分からない。 芸能記者として30年以上。個性豊かな芸能界の人間たちが大好きで、その仕事や悲喜こもごもを日々、追いかけてきた。決して自慢するつもりは毛頭ないが、20年以上前からテレビの情報番組などでコメンテーターもしてきた。しかし、あくまで伝える側の人間で、演じる側ではない。 それなのに、髪が薄くて妙な顔立ちの私のものまねをするお笑い芸人が2年前に現れた。今やラグビー日本代表のキャプテン、リーチマイケルのものまねでブレーク中のレイザーラモンRGだ。バラエティー番組で自らも頭をそり上げ、はげた私に変身。ノートとペンを持って走りつつズッコケる私などを演じて笑いを取ってきた。 そのRGから今回、人づてに「ホームグラウンドの祇園花月で一緒にお笑いトークをやりたい」と提案されたのだ。まねされるのは光栄だが、まさか一緒に舞台とは…と尻込みしたが、上司は面白がって「ぜひ、出ろ」という。仕方ない。京都だからというわけではないが、清水の舞台から飛び降りるつもりでOKした。 RGからの提案で、私の名前をとってユニット名は「W森岡」に決定。なんともおこがましいが、面白がる彼の提案をもはや断る理由はない。来年1月25日の土曜1日だけのことで、RGも「居酒屋に飲みに来る気分で気軽に来てください」というのが、せめてもの救いだ。 当日は旬の芸能ニュースを元に、RGが得意のあるあるネタにして歌う趣向になる。どんなネタが飛び出し、どんなステージになるか予測不能だが、お笑いコンビ、女と男の市川義一も井上小公造として出演するというから頼もしい。お笑いのプロ2人の力を思い切り借りるしかない。 正直、知人や友人からは「素人のくせにアホちゃうか」とあきれる声もチラホラある。が、お笑い好きのサラリーマンで20代の息子は「絶対、見に行く」と言ってきかない。もともとRGの大ファンなので、おやじがどう料理されるのか見届けたいらしい。もはや、まな板の鯉の心境である。(森岡真一郎)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) RGと「W森岡」結成!吉本舞台に記者がでちゃうぞ/芸能記者ショナイ業務話