山田洋次監督、「男はつらいよ」50作目の撮影を決めた経緯を告白

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
山田洋次監督、「男はつらいよ」50作目の撮影を決めた経緯を告白
試写会に登壇した(前列左から)前田、倍賞、山田監督、後藤、吉岡、夏木。(後列左から)池脇、桜田【拡大】  女優、倍賞千恵子(78)、後藤久美子(45)らが19日、東京・有楽町マリオンで行われた映画「男はつらいよ50 お帰り 寅さん」(山田洋次監督、27日公開)のプレミア試写会、舞台あいさつに山田監督らと登壇した。 国民的人気を誇った映画「男はつらいよ」シリーズは、1969年8月27日に第1作が劇場公開されてから、今年で50周年を迎えた。本番前の会見で山田監督は「この映画を撮影し始めてから、もうずいぶんたつ。『ようやくこの(公開の)日がきたか』と胸がドキドキしている」と心境を明かした。 また山田監督は、50作目の撮影を決めた経緯をファンに告白。「『(これまでの作品の中から)面白いショット、好きなショットを拾い出し、並べると別の映画にならない?』と(芸術家の)横尾忠則さんから提案され、『そういうつくりもあるな。だったら50作目ができる』とそんな思いから立ち上がった話」と説明し、「大天才の渥美(清)さんにささげる形にしました。そういう思いがみなさんに伝わると幸せ」と語った。 今作で23年ぶりに女優復帰した“元祖”国民的美少女の後藤は、国民的映画に出演し、会見で「親孝行ができて幸せな気持ちでいっぱい。作品に参加させていただき、やっと公開。うれしい気持ちでいっぱいです」と語った。 また舞台あいさつでは、俳優、吉岡秀隆(49)とのキスシーンに言及。「リハーサル3、4回終えたあとに吉岡君が『監督が後ろから押すんだよ』とボソッと話してきたんです。私の方からいく場面なのに『力強いからグイグイおされ、踏ん張るのに大変』とまじめなシーンなのにいっていた」と忘れられない撮影秘話として振り返った。 俳優の前田吟(75)、女優、夏木マリ(67)、池脇千鶴(38)、桜田ひより(17)も参加した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 山田洋次監督、「男はつらいよ」50作目の撮影を決めた経緯を告白