北海道・北東北17カ所の縄文遺跡を世界遺産に推薦決定

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北海道・北東北17カ所の縄文遺跡を世界遺産に推薦決定
世界遺産登録を目指す青森市の三内丸山遺跡の竪穴住居(復元)【拡大】  政府は19日、世界遺産条約の関係省庁連絡会議を開き、2021年の世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦することを決めた。同遺跡群は、従来の「縄文観」を覆した青森県の三内丸山遺跡など17遺跡で構成される貴重な文化遺産だ。今後は来年2月1日までに推薦書を提出。21年夏に登録が審査される見通し。 1万年以上も続き、大型祭祀(さいし)遺跡などにみられるように、高度で複雑な精神文化を有した縄文時代。世界史でも類を見ない時代を代表する遺跡群が、ついにエントリーされる。 「来年にはユネスコ諮問機関による現地調査も入る。しっかりと対応したい」。朗報を聞いた青森県の岡田康博・世界文化遺産登録推進室長は、意気込んだ。 青森県は三内丸山遺跡(青森市)をはじめ、4道県で最多の8遺跡がある。三内丸山は、巨大な掘立柱建物やクリの栽培など、教科書を書き換える発見が相次いだ“スター”遺跡だ。 【続きを読む】
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