近大医学部・頼晋也講師、笠井アナ半年後の寛解率「70~80%」

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近大医学部・頼晋也講師、笠井アナ半年後の寛解率「70~80%」
入院した笠井。来年6月の仕事復帰を目指す=東京・六本木(撮影・森岡真一郎)【拡大】  近大医学部の頼晋也講師が19日、元フジテレビのフリーアナウンサー、笠井信輔(56)の病状について「悪性リンパ腫の約半数がびまん性大細胞型B細胞リンパ腫になる。びまん性とは広範囲に広がるという意味。リンパ腫は血液の中のリンパ球ががん化して血流によって全身を回り、全身のリンパ節が腫れること。大細胞は病理検査の際に細胞が大きく見えた状況のこと。リンパ球にはB細胞とT細胞があって、今回はB細胞ががん化したということ」と説明した。 進行速度は中程度といわれているが、「治療は化学療法。3週間で1コースのパターンが多い。3週間に一度、2日かけて抗がん剤を点滴することを6回から8回繰り返し、4カ月から半年後に寛解(がんが消失する)するかどうか」と指摘。 悪性リンパ腫は50代、60代に多いといい、「半年後の寛解率は70~80%。再発した場合も含めて治る確率は60%くらい。寛解しなければ違う薬を試すなど治療の強度を上げる」と話した。悪性リンパ腫 白血球内のリンパ球ががん化して増殖、発症する血液のがんの一種。発生率は1万人に1人とされる。症状はリンパ節(首やわきの下、足の付け根など)の腫れ、食欲不振、発熱、体重減少など。治療は病気のタイプや病期によって異なるが、抗がん剤化学療法、放射線療法などがある。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 近大医学部・頼晋也講師、笠井アナ半年後の寛解率「70~80%」