吉本興業に契約透明性を助言「明確な報酬設定が継続されるべき」

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
吉本興業に契約透明性を助言「明確な報酬設定が継続されるべき」
吉本興業の東京本部【拡大】  吉本興業の反社会勢力対策やマネジメント体制に助言する、有識者らによる「経営アドバイザリー委員会」は20日、吉本がタレントとの契約の書面化に乗り出したのを評価し「明確で透明性のある報酬設定が継続されるべきだ」などとする中間取りまとめを公表した。 委員会は所属タレントが反社会勢力の会合に参加した「闇営業」問題を受けて吉本が設置し、8月から会合を重ねた。 闇営業問題に端を発した騒動で岡本昭彦社長のタレントへの高圧的な言動も問題となったが、委員会の座長、川上和久国際医療福祉大教授は「(対応は)全体として危機管理の点からやむを得ず、問題がなかったと報告を受けている」と述べ、ルールの明確化や契約形態の適切な運用で、経営側とタレントとのトラブルは防止できるとの考えを示した。 吉本はコンプライアンス(法令順守)を約束する「所属覚書」を交わすとし、委員会はタレントが反社会勢力と接触するなど違反があった際の処分の明確化を求めた。 他に、タレントが直接取引先とやりとりする際も会社への報告を義務付ける「直営業ルール」を吉本が設けたのも評価。違反した場合のペナルティーが必要だとした。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 吉本興業に契約透明性を助言「明確な報酬設定が継続されるべき」