ラップバトル罰ゲームで高校生死亡 Zeebra「もう若いラッパーが死ぬのを見たくありません」

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
ラップバトル罰ゲームで高校生死亡 Zeebra「もう若いラッパーが死ぬのを見たくありません」
Zeebra【拡大】  19日午後9時45分ごろ、川崎市幸区の多摩川大橋付近で「友人が橋から川に落ちて浮いてこない」と119番があった。幸署によると、約1時間半後に高校1年の男子生徒が川底で見つかり、病院で死亡が確認された。友人と一緒に「ラップバトル」をして遊び、川に飛び込む罰ゲームをしたといい、署が状況を調べている。 ヒップホップ歌手、Zeebra(48)は20日、自身のツイッターで「あまりにも悲しい出来事に心が痛いです」と触れて、ラップバトルが引き金となって男子高校生が亡くなったことに持論をつづった。 「自分世代は『ヒップホップの精神が伝え損ねたが故』と思いますが、ここでいうヒップホップの精神も我々世代と今の世代では乖離があり、本場アメリカでも昔は反対の立場であったハードドラッグで命を落とすラッパーが後を絶ちません」 「常に革新される事を良しとするカルチャーである事、ティーンや二十代がメインのターゲットである事などから上の世代はどんどん淘汰され、世代間や歴史の断絶が進んでいるのが現状です。自分が伝えたい事は、我々世代にとってのヒップホップもその当時のティーンや二十代が作った物だという事」 「決して保守的になった大人が作った物ではなく、問題が多かったからこそ状況を正すという行為が革新的だったんです。問題が増えてる今こそ、ポジティブな意識を持つ事がカッコいいヒップホッパーなんじゃないかなと思います」 「『MCバトルだけじゃなくヒップホップの精神を伝える』という行為が必要とされる今、我々がまず向き合わなくてはいけないのはそもそも今のヒップホップが正しいのかという事。上の世代も上から目線ではなく、下の世代も何でも『老害』と切り捨てずに考えていけたらなと思います」 最後に、「もう若いラッパーが死ぬのを見たくありません。被害者の方のご冥福をお祈り致します」とつづった。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ラップバトル罰ゲームで高校生死亡 Zeebra「もう若いラッパーが死ぬのを見たくありません」