吉野彰氏「金もうけのチャンス」環境問題解決に向け提言

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吉野彰氏「金もうけのチャンス」環境問題解決に向け提言
日本記者クラブで会見するノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏=20日午前、東京都千代田区(撮影・萩原悠久人)【拡大】  ノーベル化学賞を受賞した旭化成の吉野彰名誉フェローは20日、日本記者クラブで記者会見し、地球環境問題について「環境に優しくて安い製品を日本から発信すれば、世界制覇できる。大阪流に言えば、絶好の金もうけのチャンス」と述べ、解決に向け企業がもっと取り組むよう促した。 吉野さんは授賞式出席のため訪れていたストックホルム滞在中、いくつかの学校を訪問し、自身が開発に貢献したリチウムイオン電池について講演した。 子どもたちの反応から「地球環境問題は子どもに心理的に悪影響を与えている。安心させるために、こんな世界が近々生まれるというシナリオを示す必要がある」と感じたという。 リチウムイオン電池が地球環境問題の解決に貢献すると期待されていることについては「持続可能社会が実現しなければ、ノーベル賞を自主返上しないといけない」と述べ、会場の笑いを誘った。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 吉野彰氏「金もうけのチャンス」環境問題解決に向け提言