中国、ネット管理の新規定公表 企業や個人の言論統制強まる

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中国、ネット管理の新規定公表 企業や個人の言論統制強まる
 中国政府は20日、インターネットで企業や個人が発信する情報が習近平国家主席の思想や共産党の方針に沿った内容になるよう、管理を強化する規定を公表した。社会秩序を乱すと政府が見なす情報を流した場合などは罰する。ネット上の言論統制が強まることは必至だ。 規定は「すがすがしいネット空間をつくり出す」ことを目的に来年3月1日に施行する。ネットのコンテンツを作成、発信、管理する政府機関や企業、組織、個人が対象となる。 規定は、習氏の思想のほか「経済、社会の優れた点」や「中華文化の国際影響力を高める」内容を発信するよう奨励。こうした内容をニュースサイトなどのトップページに据え、検索の人気語句としても前面に押し出すよう求めている。 一方で、国家の安全を損なう内容や「経済や社会の秩序をかき乱す」情報の発信を禁じた。規定に違反すると刑事罰を科す場合もある。党・政府の解釈次第で幅広い内容が処罰の対象となる可能性がある。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 中国、ネット管理の新規定公表 企業や個人の言論統制強まる