香港抗議デモの寄付金10億円凍結 警察、支援組織を摘発

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香港抗議デモの寄付金10億円凍結 警察、支援組織を摘発
 香港警察は21日までに、マネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとして、抗議デモを支援する組織「星火同盟」のメンバー4人を逮捕し、寄付金として集めた7000万香港ドル(約9億8000万円)を凍結した。香港市民の間でデモの支援活動も摘発対象となったことに警戒が広がり、これに反発する抗議活動も起きている。 同組織は香港政府への抗議活動を支援する目的で2016年に設立された非営利組織。インターネットのクラウドファンディングで資金を調達し、抗議活動の負傷者への医療支援や、デモに参加して逮捕された学生らに対する法律相談などを行っている。 香港メディアによると、警察は19日、星火同盟の代表者らが集めた資金を流用して保険商品への投資などをしていたと発表。また若者に報酬を与えて抗議活動に参加させていた疑いがあるとした。 星火同盟は摘発を受け「警察が資金の用途をねじ曲げ、抗議活動に対する支援活動をおとしめようとしている」と非難する声明を発表した。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 香港抗議デモの寄付金10億円凍結 警察、支援組織を摘発