トランプ氏「宇宙は新たな戦闘領域だ」 米が宇宙軍発足、中ロと軍拡競争激化も

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トランプ氏「宇宙は新たな戦闘領域だ」 米が宇宙軍発足、中ロと軍拡競争激化も
20日、米東部メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で開かれた署名式典で演説するトランプ大統領(UPI=共同)【拡大】  トランプ米大統領は20日、米軍に陸海空などと並ぶ6番目の独立軍として宇宙軍を発足させた。宇宙開発を加速させる中国、ロシアとの軍拡競争が激化し、宇宙の軍事利用が進む恐れがある。独立軍の創設は1947年の空軍以来、約70年ぶり。 トランプ氏が同日、首都ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地で、宇宙軍創設費用を盛り込んだ国防予算の大枠を決める2020会計年度(19年10月~20年9月)の国防権限法案に署名し、同法が成立。これに伴い宇宙軍が発足した。 トランプ氏は署名に先立ち、米兵らを前に演説し「宇宙は新たな戦闘領域だ。軍を設け、米国の安全を守る」と述べ、軍創設を宣言した。宇宙軍発足の背景には、中国、ロシアから軍事作戦の要となる人工衛星網を守り、軍事的優位を確保する狙いがある。 宇宙軍は約1万6000人体制で、陸海空軍が持つ宇宙分野の全機能を統合。宇宙空間の監視を強化し、ミサイルの早期探知など宇宙領域での作戦を実施する。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) トランプ氏「宇宙は新たな戦闘領域だ」 米が宇宙軍発足、中ロと軍拡競争激化も