李九段、引退対局敗れる 「勝てない存在」囲碁AIが技術進展示す

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李九段、引退対局敗れる 「勝てない存在」囲碁AIが技術進展示す
 2016年に人工知能(AI)を用いた囲碁ソフト「アルファ碁」との対局が話題となり、今年11月に韓国のプロ棋士引退を表明した李世〓(石の下に乙)九段(36)が21日、南西部の全羅南道、曽島で韓国製の囲碁AIソフト「ハンドル」との引退対局の最終戦に敗れた。 計3局をハンドルが2勝1敗で勝ち越し、AI技術の進展ぶりを改めて印象付けた。李九段はAIを「勝てない存在」と評して引退理由に挙げている。 今月18日の第1局では李九段が先に2個の石を置くハンディをもらい勝ったが、ハンディをなくした19日は122手で敗れた。最終戦では第1局と同様のハンディが与えられたが及ばず、181手で対局を終えた。 李九段は16年に米グーグル傘下の企業が開発したアルファ碁との対局で1勝4敗の戦績を記録。人間のトップ棋士相手に圧倒的強さを見せたアルファ碁にハンディなしで一矢報いたことが、世界的な注目を集めた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 李九段、引退対局敗れる 「勝てない存在」囲碁AIが技術進展示す