志らく「人情的にはかまいたちに勝たせてあげたかった」 M-1の審査を振り返る

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志らく「人情的にはかまいたちに勝たせてあげたかった」 M-1の審査を振り返る
立川志らく【拡大】  結成15年以内の若手漫才師日本一決定戦「M-1グランプリ2019」(テレビ朝日系、後6・34)の決勝が22日、東京都内で行われ、ミルクボーイが制覇し、賞金1000万円と“令和初の漫才日本一”の栄冠を手にした。 審査員を務めた落語家、立川志らく(56)がこの日、自身のツイッターを更新し「決勝を選ぶのが辛かった」と胸中を明かした。 最終ラウンドではミルクボーイ、かまいたち、ぺこぱの3組が競い、7人の審査員が各1票を投票し優勝者を決めた。志らくは「人情的にはかまいたちに勝たせてあげたかった。自信と怯えの共存する文句なしの漫才。去年足りなかったのはその部分」としつつ「ただミルクボーイのウケ方が半端なかった。人情や私の思い出で選ぶのは失礼と思いミルクボーイを押した。でも辛い。今夜寝られそうにないよ」と投票理由をつづった。 つづくツイートで「怯えと自信の共存とは。私の持論。自信が10の芸は鼻に付く。怯えが10の芸は見ていられない。自信が怯えを少しだけ上回った芸こそが魅力的な芸。去年のかまいたちは自信8怯え2。今年は自信7怯え3」とかまいたちの漫才を高く評価した。 ファーストラウンドはニューヨーク、かまいたち、すゑひろがりず、からし蓮根、見取り図、ミルクボーイ、オズワルド、インディアンス、ぺこぱ、和牛(敗者復活)の10組で争われ、ミルクボーイはM-1史上最高の681点を獲得した(審査員7人が持ち点100で満点は700点)。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 志らく「人情的にはかまいたちに勝たせてあげたかった」 M-1の審査を振り返る