チョ・グク国前法相の逮捕状請求 職権乱用容疑で2回にわたり事情聴取

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チョ・グク国前法相の逮捕状請求 職権乱用容疑で2回にわたり事情聴取
 韓国検察は23日、不正の情報があった元政府機関幹部に対する内部監察もみ消しに関与した疑いがあるとして、職権乱用容疑でチョ・グク国前法相の逮捕状を請求した。聯合ニュースが報じた。チョ氏は当時、大統領府の民情首席秘書官で、検察はこの疑惑に関して今月中旬、2回にわたってチョ氏から事情聴取していた。 聯合によると、裁判所は26日に逮捕状を発付するかどうかの審査を行う予定。チョ氏は10月に法相を辞任した後は公職から退いているが、逮捕されれば政権への打撃は避けられないとみられる。 不正情報があった元幹部は、最近まで南部・釜山の経済副市長を務めていた柳在洙被告。柳被告は文在寅大統領が政治の師と仰ぐ故盧武鉉元大統領の側近とされ、検察は、柳被告が金融委員会に在職中の2015~16年に業者から金品を受け取り便宜を図った収賄罪などで13日に起訴した。 聯合によると、チョ氏は検察の事情聴取に、監察を中断したことを認めながら「当時把握できた不正は軽微なものだった」と違法性を否定。しかし検察は、チョ氏が不正をかなり確認しながら不正に監察を打ち切ったとして「裁量権を超えた職権乱用に当たる」と判断したもようだ。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) チョ・グク国前法相の逮捕状請求 職権乱用容疑で2回にわたり事情聴取